2021-12-13

【yanaka】昔のビデオと写真を整理してみた!

こんにちは!YANAKAです。

断捨離の一環でこのところ暇さえあればお片付けをしていますが、今回はビデオと写真の巻です。

部屋の押入れから古いビデオテープと写真のネガフィルムが大量に出てきました。

今ではデジカメやGoProの様なデジタルビデオカメラ、若しくはスマホでどちらも気軽に撮れる時代なのでいつでも観れますが、昔は銀塩カメラにアナログテープのビデオカメラで撮っていたので、いま改めて見ようとすると大変です。
ネガフィルムは必要ない写真も多いと思うので確認してからにしたいし、ビデオテープを再生できる機器も壊れてしまって中身を確認できないからです。

むかし使っていたビデオテープはVHS-CとかHi8とかminiDVとかの規格でした。
古くは亡き祖母の頃の8mmから結婚式・新婚旅行・子供の誕生~中学生頃までのビデオまで100本くらいビデオテープがあってテープの中に何が入っているかさえ分からない物もありました。

ネットで調べてみると大手の富士フィルムをはじめビデオや写真をデジタル化してDVDに焼いてくれるサービスが有ると知って、まずはビデオを20本ほど頼んでみました。(古いテープに付いたカビも取ってくれます)
今回頼んだ業者さんは、ビデオテープ1本あたり千円くらいでDVDに入れてくれるとのことで、約1か月ほどで11枚のDVDが出来上がってきました。

今まで見れなかったビデオが見れる様になったのは本当に画期的な事で家族皆が喜んで観てましたが、ちょっと残念だったのは元のビデオより画質が粗くなってる感じがした点です。
これは「アナログテープ⇒デジタルデータに変換⇒DVDへ焼き付け」の手順を踏む際に、特にDVDに収めるために動画が圧縮されるので画質が悪くなってしまうからだと思われます。

DVDに焼けばお年寄りでも簡単に観れるメリットはありますが、コピーしづらいし永久保存版として考えると出来るだけ綺麗な画質で残したくなるのが人情ってもんです。
サービス業者によって違いはありますが、出来ればDVDでなくデジタルデータのまま受け取れるサービスを選んだ方がより満足できると思います。

結局まだ中古で手に入るMiniDVのビデオカメラを改めて買い直し、頑張って残りのビデオテープ80本近くを全てデジタルデータに変換しました。
ついでに勢い余って息子のサッカーの試合を撮ったビデオを編集して1時間くらいのベストプレー集を作ってみました。

息子が良いプレーをして喜んでいる姿は今になって見ても親としては嬉しいものです。

時間を掛けた甲斐がありました。

住宅に関して珍しいものでは、30年前の自宅の上棟式を撮ったビデオが残っていました。
当時は棟(屋根の一番上の部分)に五色の旗が上がると、何の宣伝をしなくても近所のおじさん・おばさんや子供たちが「ぐし餅」やお菓子等を拾いに自然と集まってきてお祭りの様になったものでした。
今ではほとんど見られなくなった原風景といった感じです。

写真の方ですが、本当に古い写真はスキャナーで取り込んで、ネガフィルムは新たにフィルムスキャナーを購入しました。

写真そのものをスキャンするよりネガをスキャンした方が綺麗に保存できるので、ネガフィルムが残っているならフィルムスキャナーでの取り込みをお勧めします。
フィルムにカビが付いてしまった場合は無水エタノールで除去したり、黄色く変色した場合は画像ソフトで編集して元に戻すことができます。

今回使用したのは、ケンコー製のフィルムスキャナーです。
スキャンするフィルムが無くなるとスキャナーは用済みになってしまうのですが、これは自動で写真が変わる写真立てとしても使えるようになっています。

手動でスライドするのですが、微調整も出来て大量のネガがある場合にもサクサク取り込めるのでお勧めです。
しかし人気の商品でなかなか手に入りません。自分はメルカリで程度の良いものを購入しました。

ネガをスキャンすると見たことの無い(撮った事を忘れていた)写真が沢山出てきました。
そんな写真をみるとその時代のその時にタイムスリップした感じが味わえます。

古いビデオや写真は二度と手に入れることのできない大切なものなので、時間とお金を掛けてでもキチンとデジタルデータで永久保存することを強くお勧めします。